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診療科・部門のご案内

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形成外科

診療科の概要

形成外科は、顔面・体幹・四肢の外表の先天異常や、体表の腫瘍、外傷・熱傷・手術後瘢痕拘縮などの後天性な変形を主な対象疾患としております。形成外科は、手術により機能はもちろんのこと外観もできるだけ正常にすることを目指す外科の一分野です。
また、手術だけでなく、赤あざや青あざに対応するレーザー治療も行っております。2011年より、赤あざに対する色素レーザー(Vbeam)を導入しました。
2017年よりは青・茶あざ治療に対する従来のQスイッチアレキサンドライトレーザー(ALEX)に加え、Qスイッチルビーレーザーも導入し治療の幅も広げています。
赤あざの一種とされる、乳児血管腫(いちご状血管腫)に対しては、内服治療も行っております。(乳児血管腫とは?

当科は、体表の変形等、整容面で悩んでいる本人やご家族の心理的負担を軽減し、より良い生活を送ることができるように、最適な治療を提案し治療することを心がけています。

また、2012年10月より皮膚科診療も開始し、対象疾患が広がりました。

主な対象疾患

眼瞼の異常

  • 眼瞼下垂(まぶたが下がって見えにくい)
  • 睫毛内反(まつげが目に当る)
  • 眼裂狭小
    小眼球症・無眼球症(眼球が小さい、または、ない)

耳の異常

  • 小耳症(耳がない、あっても小さい)
  • 埋没耳(耳の上部が皮膚に埋もれている)
  • 折れ耳(耳の上部が前下方へ折れ曲がっている)
  • 耳垂裂(耳たぶが割れている)
  • 副耳(耳の周囲に突起物がある)
  • 耳瘻孔(耳の周りに小さな穴がある)

口周辺の異常

  • 唇裂・唇裂鼻変形(くちびるに裂け目がある、それに伴い鼻の変形をきたしている)
  • 巨口症(くちびるが横に長い、左右差がある)
  • 舌小帯短縮症(舌の動きが悪い、舌っ足らず)

四肢の外傷、先天奇形

体幹の異常

母斑、皮膚腫瘍

外 傷

  • 皮膚潰瘍(深い傷や長い間治らない傷)
  • 瘢痕(きずあと)
  • 瘢痕拘縮(傷が引きつれる)
  • 熱傷(やけど、やけどのきずあと)
  • ケロイド・肥厚性瘢痕(傷が赤く盛り上がった状態)
    外傷性刺青(けがの後、入れ墨の様に色が残ったもの)

再建外科

(各科手術後の組織欠損の再建)

皮膚疾患

接触性皮膚炎、皮脂欠乏性湿疹、乳児湿疹、脂漏性皮膚炎、ざ瘡、アトピー性皮膚炎、尋常性白斑、禿瘡、尋常性疣贅など

主な検査と治療

当科では、赤あざ・茶あざ・青あざ等に対してレーザー治療を行っています。

レーザー治療件数の推移
Vビーム ALEXレーザー Qルビーレーザー 炭酸ガスレーザー

初めて受診される患者さんは年間 1,000人を超えています。

年別初診患者数の推移
年別外来患者数の推移
手術件数の推移

スタッフ紹介

  • 吉岡 直人

    主任部長

    吉岡 直人
    所属学会・資格など 日本形成外科学会専門医 日本形成外科学会 皮膚腫瘍外科分野指導医 日本形成外科学会 形成外科領域指導医 日本形成外科学会 レーザー分野指導医 小児形成外科分野指導医
    略歴 平成5年大阪大学医学部卒業
  • 白石 万紀子

    診療主任

    所属学会・資格など 日本形成外科学会専門医
    略歴 平成27年滋賀医科大学医学部卒業
  • 重田 祐衣

    レジデント