患者相談窓口

患者支援センター

患者支援センター長からのごあいさつ

患者支援センターは患者さんの総合窓口として2015年7月より本格的に始動しました。活動内容は地域連携支援、在宅医療支援、総合相談、小児がん相談、入退院センターなどと広範囲にわたっています。医師、看護師、医療ケースワーカー(MSW)、心理士、保健師、薬剤師、事務員など多職種のスタッフが連携し、患者さんがよりよい医療を受けること以外に、地域の医療機関、保健所、学校など多くの機関との連携を行って家族とともに地域や家庭で安心して生活できることをサポートしています。

さて、当センターは2021年10月に開設40周年を迎えました。この間に小児科領域では開設時には存在しなかった2つの新しい医療分野が生まれました。在宅医療と移行期医療です。患者支援センターは患者さんを支援する総合窓口であり、この新しい分野にも対応が必要となりました。

医療器具の進歩は在宅での高度な医療的ケアを可能にしました。当センターでは1995年に神経筋疾患の患者さんに初めて在宅人工呼吸器を導入しました。この10年間に在宅人工呼吸器を装着する患者さんの数は急激に増え、現在では100名を超えています。昨年から情報通信技術(ICT)を活用して南大阪MOCOネットを構築し、院外から当センターのカルテが閲覧できるサービスを開始しました。このサービスを在宅で医療的ケアを行っている患者さんから始めました。今後、その対象を広げて地域の医療機関の先生方にもMOCOネットを是非利用していただきたいと考えています。

次に移行期医療です。医療の進歩により、小児期発症の慢性疾患をもつ患者さんが病気を抱えたままで成人となり、小児科医療のみでは完結しなくなりました。当センターでは現在1,000名を超える成人患者さんが通院されています。この中には成人医療機関に転院が困難な患者さんも少なくありません。当センターは2019年4月に大阪府から委託を受け、府全体の移行期医療支援センターの事業を引き受けました。患者支援センターは地域の医療関係機関との連携の窓口でもあります。今後、成人医療機関との地域連携にも取り組み、移行期医療のいいモデルになれるように努めたいと考えています。

 

2022年5月

大阪母子医療センター
患者支援センター長 鈴木 保宏

患者支援センターの構成と主な役割

院内案内図

案内図