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心臓血管外科

心臓血管外科

研修目標

心臓血管外科では小児心臓外科医をめざす若手の育成に力を入れており、1~2年のレジデントII研修を募集しています。レジデント修了までに心室中隔欠損閉鎖術を習得することを目標にしています。年間50例以上の受け持ち症例があり、そのうち約5~15例の執刀を行ってもらい、第一助手も積極的に行ってもらっています。経験できる症例は単純~複雑心疾患まで多彩で、特に新生児期に手術を要する重症例が多いのが特徴です。

診療科の手術実績(2015年)

開心術 157例
心房中隔欠損症 10
心室中隔欠損症 31
房室中隔欠損症 8
ファロー四徴症 16
完全大血管転位 4
総肺静脈還流異常 6
大動脈縮窄/離断 8
単心室 33
左心低形成症候群 5
その他 36
非開心術 65例
体肺動脈短絡術 19
肺動脈絞扼術 14
動脈管手術 10
ペースメーカー 11
その他 11
合計 222例

レジデント(または相当する若手)に経験させるべき手術術式と目標数

心房中隔欠損閉鎖術 5例、心室中隔欠損閉鎖術 5例、動脈管開存症手術 2例、肺動脈絞扼術 2例

診療科の学会発表数・論文数(2015年)

学会発表 10回、論文 3編

レジデント(または相当する若手)の学会発表、論文数

全国学会 2回/年、地方会 1回/年、英文論文 1編/年

先輩の声

卒後3年目の後半からレジデントⅡとして、2年半勤めました。当院の症例の特徴としては、胎児診断症例や他院からの重症な搬送症例が多く、経験出来る症例の幅が非常に広いことです。また、心房中隔欠損症や心室中隔欠損症の執刀含め、大動脈縮窄・離断複合、総肺静脈還流異常症や房室中隔欠損症の第一助手など、手術でも多くのチャンスを与えてもらえます。恵まれた環境で研鑽を積むことが出来ました。

(平成23年卒)

当院の心臓血管外科では心房中隔欠損などの単純なものから、左心低形成症候群などの複雑なものまで、ありとあらゆる先天性心疾患を対象に日々診療しています。多くの施設では到底経験できない症例が多数存在し、また手術に関しても数多くの執刀や第一助手の経験をさせてもらえます。手術件数も多く、とても恵まれた環境で日々修練させてもらっています。

(平成25年卒)