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大阪母子医療センター
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心理士

心理士

職種紹介

特徴

心理士の業務には、心理アセスメント(発達・知能検査やパーソナリティ検査)や、病棟活動等があります。
心理アセスメントは、様々な診療科の医師からの依頼と連携のもとで実施しています。心理アセスメントを通じて、心理発達面の状態を把握し、それをご家族と共有し、お子さんの精神発達や情緒面に合わせたサポートをしています。
病棟活動では、入院するお子さんとそのご家族への関わりや、他職種との連携を通じ、安心して入院期間を過ごすことができるよう、心理的サポートを行っています。

魅力

心理士は、当センターで治療を受けているお子さんの、長期にわたる心理発達面のサポートをしています。そのフォローアップの中で、お子さんの成長の喜びをご家族と共有することができます。また、一人の患者さんについて、様々なスタッフと意見を交わし、その患者さんとご家族にとってのより良い選択をサポートできるように、検討する機会もあります。心理士としての専門性を、患者さんとの一対一の関係の中で、またチーム医療の中で、活かすことができます。

研修・教育体制

入職後まず、業務の大きな割合を占める、心理アセスメントの実施方法を学びます。患者さんの了解を得て検査場面に同席し、検査の施行方法を見て学びます。検査を施行する段階になると、自身が作成した所見を通して、見立てや表現のあり方について一定期間指導を受けます。アセスメントの知識は、様々な臨床場面に活かすことができます。
子どものこころの診療科医師とのカンファレンスを定期的に実施し、ケースの見立てを深めることや、文献紹介や研究発表を通じて知識を共有し広げることができます。

先輩の声

先輩

入職年 2023年

大阪母子医療センターを選んだ理由はなんでしょうか?

これまで医療のほか、母子保健、教育の現場で働いてきましたが、たくさんの子どもと家族に出会う中で、親子のはじまりである周産期に携わりたいと強く思うようになり、周産期医療が充実している当センターを志望しました。また、当センターは周産期・小児医療の基幹施設ということもあり、長期にわたり入院や通院が必要な子どもが多く、子どもの成長を家族とともに長く見守り続けられる点も魅力でした。

働いてみた印象を教えてください。

検査や相談といった子どもと家族への直接的な関わりに加え、スタッフとの連携においても心理学的な視点を求められることが多く、チーム医療の一員として心理士に期待される役割の大きさを実感しています。一人ひとりの状況に応じた柔軟な対応が求められるため、目の前の子どもと家族のために心理士として何ができるか、日々、問い続けています。職種を問わず志の高いスタッフが多く、毎日が学びと刺激にあふれています。

求職者へメッセージ

心理士は、子どもと家族が少しでも安心できるよう、そして、子どもがその子らしく生きていけるよう、多職種と協働しながら支援にあたっています。困難に直面することもありますが、心理士の層は厚く、自然と手を差しのべ合える雰囲気があります。それぞれの経験や視点を活かしながら、互いに成長することができる職場です。何より、子どもたちが見せてくれる笑顔や小さな変化に大きな力をもらえます。ぜひ、一緒に働きましょう。

先輩