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大阪母子医療センター
大阪母子医療センター研究所
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臨床検査技師

臨床検査技師

職種紹介

特徴

臨床検査部門には大きく分けて血液や尿・髄液などの体液や、病理組織などを検査する検体検査と脳波・心電図・超音波などの生理検査、先天性代謝異常症等検査を行うマススクリーニング検査があります。また、2名当直体制により、24時間体制で緊急検査、輸血検査、感染症検査に対応しています。
血液検体の検査では、検体使用量を微量化することで採血量をできるだけ少なくしお子さんの負担軽減に努めています。
生理検査では、胎児超音波スクリーニング検査、心エコー検査、脳波検査、心電図検査などを実施しています。胎児超音波スクリーニング検査は、赤ちゃんの発育を見たり、羊水量を計測したりすること以外に、赤ちゃんの形態的な異常を的確に発見することで出生前後の管理・治療につなげることを目的としています。
大阪府及び堺市の母子行政事業として、新生児マススクリーニング検査により先天性疾患の検査を行っています。令和3年からは拡大新生児マススクリーニング事業として、重症複合免疫不全症と脊髄性筋萎縮症の検査を開始しています。

魅力

当センターは基本理念として、母と子、そして家族が笑顔になれるよう、質の高い医療と研究を推進しています。臨床検査部門としても、お母さんとこどものために迅速で正確な検査報告を臨床に提供できるように日々取り組んでいます。
担当業務に関連する学会への参加、発表などの取り組みも盛んで、学会認定の資格取得者も多く、各自が日々、検査技術の向上を目指しています。

研修・教育体制

院内では、イブニングセミナー、若手向けセミナーなどの全職員向けのセミナーが多数開催されています。また病院機構では採用年数別の研修プログラムが用意されています。
学会参加については参加費、出張費用の補助金支給制度があります。
また検査科内では定期的に、院外から講師を招き、最新の知見に基づいた勉強会を開催しています。

先輩の声

先輩

入職年 2019年
専門・担当分野 新生児マススクリーニング検査

大阪母子医療センターを選んだ理由はなんでしょうか?

学生時代に子供向けの体験会である「きっずセミナー」のボランティアに参加しました。その際に、小児専門病院だからこそ経験できる症例などを教えていただき、専門性の高さを感じました。このような経験が多いほど、様々な視点から検査データを見ることができ、臨床により質の高い正確な結果を返すことができます。これらの理由から、この病院なら知識や技術を向上させることができると思い、選びました。

働いてみた印象を教えてください。

私は、新生児マススクリーニング検査を担当しています。大阪府内でマススクリーニング検査施設は2カ所しかなく、非常に貴重な経験をさせていただいております。年間約4万件ものマススクリーニング検査を行うため、稀な症例に遭遇することも少なくありません。 先天性疾患を発症前に報告し、治療に繋げることができたときは、特にやりがいを感じています。
また、当直業務として検体検査全般もしています。分からないことも多々ありますが、研修などの指導体制がしっかりとしているので、スキルアップに繋がっています。

求職者へメッセージ

当センターでは、他院では経験できないことがたくさんあります。また、小児検体は検体量も少なく、データの解釈も難しいです。ここで習得したスキルがあれば、患者様の治療に大きく貢献でき、やりがいもあります。
新人技師の不安の1つに当直業務があります。しかし、先輩技師に分かりやすく教えていただけます。このような指導体制がしっかり整っていたので、非常に有難かったです。
貴重な経験と自身のスキルアップができる環境のある当センターで一緒に働きませんか。

先輩