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子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)

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子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)

たこチルその1

2011年1月より環境省の「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」が開始されました。大阪母子医療センターは、大阪大学とともに「大阪ユニットセンター」に指定され、また、実際に妊婦さんの調査を行う大阪ユニットセンター協力医療機関のひとつとしても認定されました。

北海道から沖縄まで、全国15のユニットセンターは、すべて大学の医学部に設置されていますが、大阪母子医療センターは医療機関でありながら唯一ユニットセンターに指定されました。大阪母子医療センターは、大阪大学と連携を図り、大阪府の調査対象地域である9市町(和泉市・岸和田市・貝塚市・熊取町・泉佐野市・田尻町・泉南市・阪南市・岬町)において調査参加者のリクルートを行い、約8000組のお母さんに、調査への参加の同意をいただき調査を進めています。

エコチル調査という国家プロジェクトを運営するため、大阪母子医療センターは、2010年8月に母子保健調査室にエコチル調査室を設置しました。主な業務内容は、詳細調査の実施※、医療機関や行政機関との連携・調整、また、参加者の健康相談や子育てに関する悩みや、調査継続に関するご相談等に対応するコールセンター業務、ホームページや講演会の開催を通じた広報活動等となっています。

今後は、それぞれのお子さんが13歳になられるまで調査を継続いたします。
今後とも、エコチル調査にご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

エコチルその2

エコチルその3

*詳細調査とは:大阪ユニットセンターで全体調査を継続中のお子さんから一部の方を選定して、さらに詳しい調査に参加いただくもので、大阪ユニットセンターは約400名のお子さんが参加しています。全体調査は質問票調査が主ですが、詳細調査では、ご自宅を訪問してお部屋の空気などを採取する環境測定調査、お子さんとその保護者に母子医療センターに来ていただいて医学的検査(身体測定、診察、採血、尿検査)や発達検査を実施しています。これらの結果は後日保護者に郵送でお知らせしています。
お子さんの居住環境・生活環境を測定することや、詳細調査を継続的に行うことにより、すべての参加者にご協力いただいている全体調査の結果が、一層信頼性の高いものとなります。