産科セミオープンシステム
妊娠後期前半までの妊婦健診は、産科セミオープン登録施設にて行い、分娩は大阪母子医療センターで行う方法です。産科セミオープン施設の皆さんと連携を図ることで妊産婦の利便性を向上させ、また当センターでの安全な分娩管理を目指します。なお、セミオープン管理の妊婦さんが、夜間・休日に異常があった場合においても当センターにて対応が可能です。
産科セミオープン施設の皆様と当センターの連携をよりスムーズに行うために、妊婦健診における共通のフォーマットを設定しております。以下の「ご協力いただきたいこと」をご確認のうえ、産科セミオープン登録申請書にて登録申請をお願いします。「産科セミオープンシステム」のご登録申請は、常時受け付けています。
ご協力いただきたいこと
- 産科セミオープン施設にて以下の表の初期検査※を実施し、結果をご説明いただいた後、妊娠16週までを目安に当センターへご紹介ください。検査結果は、母子健康手帳へ貼付していただきますようお願いします。
※母子健康手帳は、患者さんがご自身の妊娠経過を管理するものでもあり、母子健康手帳に必須の検査結果が記載されていることが望ましいため、母子センターでは、初期検査結果を母子健康手帳に貼付しています。セミオープン施設の皆様も同様にしていただきますようお願いします。
▼大阪母子医療センターにおける必須の検査一覧
8~11週
※初期検査 |
- 貧血
- 梅毒
- B型肝炎
- HTLV-1
- HIV
- C型肝炎
- 血糖
- 風疹
- 血液型+間接クームス
- 超音波検査(胎児頭殿長)
- 子宮頸がん検査※
※6か月以内に実施している場合は必須ではない
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20~25週頃 |
- クラミジア検査、内診(頚管長)
- 貧血
- グルコースチャレンジテスト(GCT)
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- 産科セミオープン管理の妊婦さんには、 産科セミオープンシステムスケジュールをお渡しします。
妊婦健診補助券が不足しないよう、「妊婦健診スケジュール」をご確認ください。
16週までに1回 28-29週に1回 当センターを受診いただきます。
- 「産科セミオープンシステムスケジュール」の「妊娠中に必須の検査欄」にチェックのうえ
医療機関名の記入をお願いします。
- 当センターで妊娠確定した妊婦さんの妊婦健診をお願いさせていただくことがあります。
- 産科セミオープン施設と当センターの頻繁な交互受診は、できるだけ避けてください。
「産科セミオープンシステム」登録方法
産科セミオープンシステム登録申請書にて登録申請をお願いします。
折り返し当センターより、登録認定証を送付いたします。
登録申請書
申請書送付先
〒594-1101 和泉市室堂町840
大阪母子医療センター 患者支援センター 産科セミオープン担当
「産科セミオープンシステム」ご登録後
- 院内及びホームページに貴施設名を提示いたします。
- 図書館(文献検索サービス)をご利用いただけます。[平日(月〜金)9:00~17:00]
- 当センター主催の講演会等のご案内をいたします。
- 貴院で分娩予定の妊婦さんに「胎児精密超音波外来」を受診していただけます。
「産科セミオープンシステム」変更、辞退について
ご登録いただいた産科セミオープン施設に変更またはご辞退される場合は、ご連絡ください。
お問合せ:患者支援センター
電話:0725-55-3113(直通)
月~金(土日祝及び12月29日~1月3日を除く) 9:00~17:30