出版・刊行物

2020年度から現在に至るまでの当センターにおけるCOVID-19対応について、診療を含めた全体の活動記録を2023年12月に出版しました。

大阪母子医療センターにおける新型コロナウイルス感染症対応記録集

当センター所属の医療最前線で勤務する医師、看護師、コメディカル等の執筆による、子どもや妊婦の病気の治療などを、わかりやすく解説した書籍を株式会社バリューメディカルより2018年1月に出版しました。
医療関係者のみならず、大阪府民を始め広く多くの方に読んでいただき、大阪母子医療センターについて知っていただくとともに、身近な存在に感じていただけたらと考えています。

こどもの妊婦の病気・治療がわかる本-大阪母子医療センターの今-

• 著者・編集
  大阪母子医療センター
• 発行
  2018年1月
• ISBN
  978-4864890755

書籍の出版に関して

1. タイトル：　こどもと妊婦の病気・治療がわかる本－大阪母子医療センターの今－
2. サイズ：　A5版　328ページ
3. 価格：　税込　1,620円
4. 内容：　本書は5つのパートから構成されています。

• パート1　「チームで取り組む・地域との連携」…複数の診療科や地域と連携した医療の紹介
• パート2　「最先端・高度な医療」…センターで実施している最先端の治療内容を紹介
• パート3　「母子医療センターの得意な診療」…各診療科の得意分野を紹介
• パート4　「寄り添う」…患者さんとその家族の気持ちに寄り添う取組を紹介
• パート5　「病院を支える部門」…医師・看護師以外の様々な職種の取組を紹介
• その他、巻頭カラーページや医療従事者によるエッセイ、患者さんの体験談等を掲載しています。

当センターの医師・栄養士（栄養管理室）による食育レシピ本（Ⅰ妊娠期・乳児期、Ⅱ幼児期、Ⅲ学童期・思春期）が発売全国書店、インターネット書籍で販売中です。（定価2,000円＋税）

こどもの心と体の成長・発達によい食事

• 監修
  大阪母子医療センター
• 編著
  惠谷　ゆり
  西本　裕紀子
• 発行　 2016年5月
• ISBN　978-4-7653-1668-2

特徴

• こども専門病院「大阪府立母子保健総合医療センター」の医師・栄養士の知識と経験を結集

• 栄養や発育に関するコラムやレシピが満載
• こども病院の医師による医学的に正しい本
• こども病院の栄養士だからアドバイスできる本
• 子育て中の若い両親が食育を理解できる本
• 胎児期から成人するまで健やかな子どもの発育をサポート本
• Ⅰ妊娠期・乳児期、Ⅱ幼児期、Ⅲ学童期・思春期の3部構成

電子書籍も購入できるようになりました

• こどもの心と体の成長・発達によい食事
  ～こども病院の医師と栄養士による食育レシピ～<1> 妊娠期・乳児期
  http://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024557524
• こどもの心と体の成長・発達によい食事
  ～こども病院の医師と栄養士による食育レシピ～<2> 幼児期
  http://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024557516
• こどもの心と体の成長・発達によい食事
  ～こども病院の医師と栄養士による食育レシピ～<3> 学童期・思春期
  https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024557517

ケトン食は平成28年度の診療報酬改訂において「てんかん食」として特別食加算が承認されましたが、実際にケトン食を実施することは容易ではありません。
当センターでは、患者の病態に応じるだけではなく、家庭の食生活にも合わせて簡単に実施できるケトン食を目指して改良を重ねてきました。
ケトン食は数字合わせにとらわれるのではなく、家族の食事をアレンジすることで簡単に継続でき、それが有効であるという結論に至りました。
そこで今回、当センターの管理栄養士が行っているケトン食（SEC法）のレシピ本を制作しました。
この本はケトン食の基礎知識を学べるだけではなく、成長段階に応じたケトン食レシピをたくさん掲載し、ケトン食中に気を付けること、給食や外食の工夫などケトン食を実施する上で必要なことをすべて盛り込んでいます。
実際にケトン食を必要とする患者さん・ご家族の豊かな食生活に寄与し、それを支援する皆様のお役に立てることを願っています。

• 監修
  大阪府立病院機構大阪母子医療センター
• 編集
  位田忍、柳原恵子、西本裕紀子
• 出版社
  診断と治療社
• 定価
  3400円+税

小児の臨床栄養に関する書籍は専門書をはじめ種々出版されていますが、管理栄養士が行う栄養食事指導について具体的に学べる本は多くありません。そこで、小児専門病院である大阪母子医療センターの医師と管理栄養士が協同で本書作成に取り組みました。
本書は総論で小児に携わる管理栄養士にとって必要な基本的知識を学ぶことができるようになっています。また、各論では、各専門分野の医師が病態についてわかりやすく解説したうえで、具体的な症例を用いて、管理栄養士が患者と家族に対してどのように栄養食事指導を展開していくかを詳しく解説しています。
管理栄養士だけでなく、小児栄養を学ぶ医師や他の医療者にも役立つ内容です。
小児の臨床栄養にはじめて携わる管理栄養士や、栄養士養成施設で小児栄養を学ぶ皆様に参考にしていただき関係者にも利用していただいて、疾患をもつ患者の栄養食事療法のためにお役立ていただければ幸いです。

• 監修
  大阪府立病院機構大阪母子医療センター
• 編集
  位田忍、西本裕紀子
• 出版社
  医歯薬出版株式会社