MENU MENU CLOSE CLOSE

調べる

診療科・部門のご案内

キービジュアル

周産期・小児感染症科

診療科の概要

2020年4月、大阪母子医療センターに念願の感染症科が立ち上がりました。種々の病態、種々の臓器、種々の起因菌によって発生した感染症に対して、包括的に診療を行います。具体的には、感染症に対して、適切な評価に基づいた病態の把握、適正な抗菌薬の使用を支援する抗菌薬適正使用支援チーム(AST)、感染伝播・防御対策としての感染制御チーム(ICT)、多彩な検査技術によって原因微生物の特定にあたる細菌検査室、抗菌薬の管理、監査にあたる薬剤部とともに総力を結集して感染症診療を行います。各診療科における治療と並行して生じる感染症治療、感染予防を担い、患者さんとそのご家族の皆さんに対する、当センターの医療レベルのより一層の向上に寄与できると考えております。

主な対象疾患

  • 小児並びに新生児集中治療部門における感染症
  • 周術期感染症
  • 各専門治療部署における感染症
主な対象疾患

主な検査と治療

細菌検査室において、通常の細菌検査に加え、菌の耐性遺伝子を用いた耐性菌伝播の有無、マルチプレックスPCR技術を用いた網羅的な病原体検索、また、新型コロナウイルスのPCR検査を実施できる体制をいち早く整えるなど、迅速かつ適正な感染症治療につなげています。当センター研究所と連携し、感染症に対する分子生物学的な解析を行います。

診察実績

2022年度は約300例の院内の感染症に対して、コンサルト対応、介入など行いました。

スタッフ紹介

  • 野崎 昌俊

    部長 感染管理室長 (兼)新生児科

    野崎 昌俊
    主な専攻分野 感染症学、新生児学、小児科学
    所属学会・資格など 日本新生児成育医学会 評議員 医学博士 日本小児科学会認定 小児科専門医 指導医 日本周産期・新生児医学会認定 周産期(新生児)専門医 日本化学療法学会認定 抗菌化学療法認定医 新生児感染症管理予防研究会 世話人 日本小児感染症学会 日本周産期・新生児医学会認定 新生児蘇生法インストラクター ICD制度協議会認定 インフェクションコントロールドクター  日本小児科学会認定 出生前コンサルト小児科医
    ひとこと

    当センターの 周産期ならびに小児領域の感染症診療の向上に尽力します。

  • 樋口 紘平

    副部長 (兼)血液・腫瘍科

    主な専攻分野 小児血液・腫瘍学、小児科学、感染症学
    所属学会・資格など 日本小児科学会認定 小児科専門医・指導医 日本血液学会認定 血液専門医 日本小児血液・がん学会認定 小児血液・がん専門医 日本造血・免疫細胞療法学会認定 造血細胞移植認定医 日本がん治療認定医機構認定 がん治療認定医 日本小児感染症学会 ICD制度協議会認定 インフェクションコントロールドクター
    ひとこと

    当センターの感染症診療の向上に尽力します。

  • 谷口 公啓

    医師

    主な専攻分野 小児科学、感染症学
    所属学会・資格など 日本小児科学会認定 小児科専門医
    ひとこと

    当センターで小児感染症の臨床・研究・教育活動に尽力します。