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診療科・部門のご案内

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臨床検査科

診療科の概要

臨床検査科は、主任部長、副部長、臨床検査技師を中心に様々な臨床検査を担当している臨床検査部門とともに院内で取り扱っている臨床検査の精度管理と適正な運用方法、スタッフの研修計画を検討しています。臨床検査部門には検体検査、生理検査、輸血・細胞管理、微生物検査、新生児マススクリーニング検査の5つのグループ(室)があり、各グループ(室)の検査を正確にそしてできるだけ早く主治医に報告できるように日々検討を重ねています。また、若手の臨床検査技師を中心に研修計画を作成し、異なる検査技術を習得できるようにグループ(室)間をローテイトする仕組みもあり、これはBCPの一環でもあります。

各グループ(室)は関係の診療部門と共同での臨床活動を展開しています。検体検査室では新しい検査法の検討をし、薬物濃度測定を積極的に行っています。生理検査室では産科エコー検査、心エコー検査、ビデオ脳波、睡眠時無呼吸検査、脳死判定での脳波測定など関係科とタッグを組んでいます。血液検査室と輸血・細胞管理室では血液・腫瘍科とともに造血幹細胞移植のドナー血の採取を行うことをはじめ白血病診断治療の一端を担っています。輸血部門では輸血療法委員会の委員長である澤田主任部長とともに輸血関連検査と輸血の管理を担っています。微生物検査室では、ICTの一員として、遺伝子検査を用いて耐性菌伝搬の有無を確認して院内感染の防止に取り組んでいます。また、ASTの活動として、感染症科とともにグラム染色やPCRを用いて早期に適正抗菌薬の使用につなげられるように取り組んでいます。新生児マススクリーニング(NBS)検査室では、大阪市を除く大阪府下4万件の公費NBSの検査を行うことに加えて、2020年8月から公費対象外の疾患についても拡大NBSを開始しました。現在、重症免疫不全と脊髄性筋萎縮症を対象として任意有償ながら年間3万6千件の検査を実施しています。

関連リンク

臨床検査部門

スタッフ紹介

  • 位田 忍

    主任部長

    位田 忍
    主な専攻分野 日本小児科学会認定小児科専門医、指導医 日本内分泌学会専門医、指導医(小児科) 日本小児栄養消化器肝臓学会認定医 日本小児科学会 日本内分泌学会 日本小児内分泌学会 日本小児栄養消化器肝臓学会 監事 日本マススクリーニング学会 日本小児消化管機能研究会 監事 日本臨床栄養協会 理事 日本臨床栄養学会 理事 日本小児栄養研究会 理事
  • 柳原 格

    副部長 (兼 研究所 免疫部門 部長)

    主な専攻分野 日本マイコプラズマ学会 理事 日米医学協力研究会 コレラ・細菌性腸管感染症 専門部会 研究員
    所属学会・資格など 日本細菌学会バイオセーフティ・用語委員 大阪大学大学院医学研究科・細胞認識機構学(招へい教授) 日本小児科学会 日本周産期・新生児医学会 日本新生児育成医学会
  • 澤田 明久

    主任部長

    主な専攻分野 小児がん・白血病、血液疾患 EBウイルス関連疾患(慢性活動性EBウイルス感染症など) 造血幹細胞移植 自己免疫疾患 血球貪食症候群 小児がん長期フォローアップ
    所属学会・資格など 日本小児科学会認定小児科専門医・指導医 日本血液学会認定血液専門医・指導医・評議員 日本小児血液・がん学会 小児血液・がん専門医・指導医・評議員 日本造血・免疫細胞療法学会 造血細胞移植認定医・評議員 日本輸血・細胞治療学会細胞治療認定管理師 日本小児リウマチ学会会員 日本癌学会会員 日本免疫不全・自己炎症学会会員