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診療科・部門のご案内

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中央滅菌材料センター

中央滅菌材料センターの概要

病院で使用する医療器材には、ピンセットやハサミなど滅菌して再利用するものが多くあります。特に手術をする際に使用する器械のほとんどは滅菌再利用されています。それらをきれいに洗浄し、感染しないレベルまで感染性物質の量を減らす消毒や、すべての生物を殺滅、除去する滅菌を行い、安全に再利用できるように提供している部門が中央滅菌材料センターです。ピンセットやハサミなどの単純な形状のものばかりでなく、かなり複雑な形状の器械、また小さく精密な器械もたくさんあり、技術や知識に加え、手間と労力が必要となります。また、いろいろな消耗品も病院では使用されています。手術や治療だけでなく、患者さんが快適に療養するために使用する消耗品もたくさんあります。それらの安全性や価格を十分に検討して選定したり、不足することなく供給できるように、また使用数に見合った在庫ができるように、数量の管理なども行っています。

主な業務

洗浄滅菌部門の業務は、外部委託社員18名で行っています。

1)医療材料管理部門

  • 新規医療材料採用の検討:中材小委員会の開催
  • 医療材料費の削減:価格交渉による納入価の削減、同種同効品への切り換えなど
  • Supply Processing and Distribution(SPD)業務に関する管理および評価と修正

2)洗浄滅菌部門

  • 器材の洗浄・組み立て・滅菌・保管(一部)供給までの管理供給業務。
  • 器材の修理、点検に関する品質管理業務
  • 手術で使用する器材の患者リストに沿った滅菌物の準備。(ピッキング)未使用の器材の返却作業。
  • 全部署で使用する内視鏡の洗浄、消毒と回収と配達
  • 病棟で使用したミルク瓶の洗浄滅菌、病棟で使用するミルク瓶の配達

スタッフ紹介

  • 臼井 規朗

    副院長・中央滅菌材料センター長

    臼井 規朗
    主な専攻分野 小児外科学
    所属学会・資格など 日本外科学会 日本小児外科学会、日本周産期・新生児医学会 日本小児外科学会指導医 日本外科学会指導医 日本周産期・新生児医学会認定外科医
    略歴 1985年大阪大学医学部卒業 1993年大阪大学大学院修了・医学博士 1995年大阪大学医学部助手 1997年米国ミシガン大学Mott小児病院客員研究員 2007年大阪大学大学院医学系研究科講師 2010年大阪大学大学院医学系研究科准教授 2014年大阪母子医療センター小児外科主任部長 2022年大阪母子医療センター副院長(現職)
    ひとこと

    滅菌材料の安心で安定した供給と、効率のよい医療材料の確保・供給に努めて参ります。

  • 中崎 雅代

    看護師長

    所属学会・資格など 日本助産評価機構 アドバンス助産師
    略歴 1993年3月 大阪府立助産師学院卒 1993年4月 大阪府立母子保健総合医療センター入職(現 大阪母子医療センター) 2024年4月 中央滅菌材料センター 看護師長
  • 中林 頼子

    所属学会・資格など 日本医療機器学会 日本手術医学会 第2種滅菌技士
    略歴 1982年 大阪大学医療技術短期学部 看護学科卒業    1982年 大阪府立母子保健総合医療センター(現大阪母子医療センター)入職
    ひとこと

    滅菌保障のガイドラインに基づいた最新の知識と技術で適切な洗浄滅菌を行い、診療材料の標準化、効率的な運用をしつつ、優れたものを安価で購入できるよう努めています。