病院で使用する医療器材には、ピンセットやハサミなど滅菌して再利用するものが多くあります。特に手術をする際に使用する器械のほとんどは滅菌再利用されています。それらをきれいに洗浄し、感染しないレベルまで感染性物質の量を減らす消毒や、すべての生物を殺滅、除去する滅菌を行い、安全に再利用できるように提供している部門が中央滅菌材料センターです。ピンセットやハサミなどの単純な形状のものばかりでなく、かなり複雑な形状の器械、また小さく精密な器械もたくさんあり、技術や知識に加え、手間と労力が必要となります。また、いろいろな消耗品も病院では使用されています。手術や治療だけでなく、患者さんが快適に療養するために使用する消耗品もたくさんあります。それらの安全性や価格を十分に検討して選定したり、不足することなく供給できるように、また使用数に見合った在庫ができるように、数量の管理なども行っています。
洗浄滅菌部門の業務は、外部委託社員18名で行っています。
1)医療材料管理部門
2)洗浄滅菌部門
中崎 雅世
看護師長
所属学会・資格など | 日本助産評価機構 アドバンス助産師 |
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略歴 | 1993年3月 大阪府立助産師学院卒 1993年4月 大阪府立母子保健総合医療センター入職(現 大阪母子医療センター) 2024年4月 中央滅菌材料センター 看護師長 |
ひとこと | 洗浄滅菌材料や診療材料が安全でかつ効率的に供給できるように努めていきます。 |
中林 頼子
所属学会・資格など | 日本医療機器学会 日本手術医学会 第2種滅菌技士 |
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略歴 | 1982年 大阪大学医療技術短期学部 看護学科卒業 1982年 大阪府立母子保健総合医療センター(現大阪母子医療センター)入職 |
ひとこと | 滅菌保障のガイドラインに基づいた最新の知識と技術で適切な洗浄滅菌を行い、診療材料の標準化、効率的な運用をしつつ、優れたものを安価で購入できるよう努めています。 |
小児医療部門
(内科系)
中央診療部門