2018年11月に、大阪府から認定を受け、当院は小児救急センターの運用を開始しました。これまでにも、病院間搬送による患者の受け入れは行っていましたが、今回の運用開始により、救急隊から直接患者さんを受け入れるようになったのです。また2020年12月には大阪府の2次救急告示医療機関に認定され、2020年は34例の直送患者さんと65例の他院からの紹介患者さんを受け入れました。かかりつけの患者さんの自宅での急変や、近隣の小児科・病院で診断された重症患者さんの搬送依頼にももちろん、これまで通り対応しています。
小児救命救急センターは、集中治療科と救急担当の小児科をはじめ、小児外科など院内全ての科が、24時間365日体制で、可能な限りの救急患者さんに対応しています。
ハイフロー療法、気管挿管、人工呼吸、脳低温/平温療法、鎮静剤やカテコラミンなどの持続微量点滴、電気的除細動、持続血液ろ過透析、(専門の外科医による)緊急手術などを行っています。心肺蘇生が必要な場合もあります。 院内には常時臨床工学技士も待機しており、必要ならいつでも、ECMOを開始することができます。
小児医療部門
(内科系)
中央診療部門