当センター小児外科の診療対象は、全ての小児外科疾患を網羅していますが、新生児外科、消化器外科および腫瘍外科を3本の柱として世界に通じる診療を目指すと同時に、小児の日常外科疾患の治療にも力を入れています。また、生活の質(QOL)を向上させる目的で、手術侵襲の少ない内視鏡外科手術や日帰り手術(注) を積極的に行っています。小児の外科疾患で診断・治療にお困りの例がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
新生児外科
周産期センターの小児外科として、センター開設以来特に力を入れてきた領域です。当センターでは胎児超音波検査による出生前診断を積極的に行っており、産科、新生児科、麻酔科、小児循環器科等関連各科との綿密な連携によって最も適切な治療方針を決定し、良好な成績を上げています。対象疾患は幅広く、食道閉鎖症、先天性横隔膜ヘルニア、先天性嚢胞性肺疾患、消化管閉鎖、腹壁異常、先天性胆道拡張症、卵巣嚢腫、リンパ管腫、小児固形腫瘍などがあります。
新生児先天性横隔膜ヘルニアに関しては、出生前診断例を中心に従来からさまざまな臨床研究に取り組んでいます。先天性横隔膜ヘルニア診療ガイドラインについては、当センターで作成事務局を務めていますので、下記をご参照ください。
注)日帰り手術
2018年4月より、原則として手術前日(月曜日手術の場合は金曜日)に入院していただき、病棟オリエンテーションや麻酔科受診後に外泊帰宅し、手術当日の朝に帰院して手術を受けていただいて、手術当日の夕方に外泊退院していただけることになりました(手術翌日に退院していただくことも可能です)。
胎児超音波検査や胎児MRIなどの診断装置の発達によって、数多くの新生児外科疾患が出生前に診断されるようになってきました。当科で手術を行う新生児外科症例(年間50〜60例程度)のうち、半数以上が出生前診断された症例です。胎児超音波検査によって発見される疾患には、消化管疾患では食道閉鎖症、十二指腸閉鎖症、小腸閉鎖症、胎便性腹膜炎など、胸部疾患では先天性横隔膜ヘルニアや先天性嚢胞性肺疾患など、腹部疾患では腹壁異常(臍帯ヘルニア・腹壁破裂)、卵巣嚢腫、先天性胆道拡張症などがあります。また、腫瘍性疾患としてリンパ管腫、奇形腫などの診断例も多数あります。
出生前診断されたこのような疾患の治療にあたっては、出生前から産科や新生児科などとの合同カンファレンスを行って十分な検討を重ねたうえで、赤ちゃんとお母さんにとって最も良い分娩方針や出生後の治療方針などを選択しています。当センターにおける出生前診断症例の治療成績は良好ですが、なかでも先天性横隔膜ヘルニアについては、産科、新生児科に加え、循環器科、麻酔科、集中治療科の協力のもと、過去5年間のIsolated症例(孤発症例)の生存率が94%と高く、国際的にも高く評価されています。
出生前診断されたすべての症例が救命できるわけではありません。なかには、疾患自体が重症であったり、合併する先天異常のために出生後の治療が極めて難しいケースもみられます。当センターでは出生後の治療だけでは救命や治療が困難と考えられる症例に対する胎児治療についても、積極的に取り組んでいます。対象となる小児外科疾患は、胎児胸水や一部の嚢胞性肺疾患、上気道閉塞疾患などですが、今後はその安全性や有効性を十分に検討した上で、胎児治療の適応も広がっていくと考えられます。
患者さんやご家族に対して、手術前には治療方法や治療のリスクを、手術後には経過や病状を丁寧にご説明するよう心がけています。また、ご紹介いただいた先生方に対して、手術後の結果や経過を丁寧にご報告することが大切だと考えています。胎児診断症例をご紹介いただいた産科の先生をはじめ、貴重な症例をご紹介していただいた小児科の先生方に対して、詳細な診療経過報告書をお送りするように心がけています。
新生児外科の対象疾患には、食道閉鎖症、先天性横隔膜ヘルニア、先天性嚢胞性肺疾患、十二指腸閉鎖症、小腸閉鎖症、直腸肛門奇形(鎖肛)、中腸軸捻転(腸回転異常症)、壊死性腸炎、特発性小腸穿孔、肥厚性幽門狭窄症、臍帯ヘルニア、腹壁破裂、臍腸瘻、卵巣嚢腫、リンパ管腫、奇形腫などがあります。当センターは、開院以来周産期医療に力を入れていますが、当科でも、新生児外科診療は最も重視している分野です。
新生児外科疾患の中には、胎児超音波検査によって出生前から診断される疾患が数多くありあます。当センターでは、産科、新生児科、麻酔科、小児循環器科等関連各科との綿密な連携によって最も適切な治療方針を決定し、良好な成績を上げています。
小児の日常外科疾患として、そけいヘルニア、臍ヘルニア、急性虫垂炎、肛門周囲膿瘍、リンパ管腫、良性腫瘍、漏斗胸などの治療を行っています。地域に密着した小児外科医療機関として、多くの施設から症例のご紹介をいただいています。
そけいヘルニアを放置すると、ふくろの中に入り込んだ、臓器が入り口でしめつけられて、おなかの中に戻らなくなる危険があります(かんとんヘルニア)。
当科では、そけいヘルニアの診断がついたお子さんには、手術による早期治療をお勧めしています。手術は、ヘルニアふくろの入り口を糸で縛って閉鎖し、おなかの中の臓器がはいり込まないようにします。原則として腹腔鏡を用いた手術を行っています。
漏斗胸とは、胸骨下部とそこにつながる肋軟骨が体の中心に向かって漏斗状に陥凹している病気です。原因については体質的なもののほか、幼少時からの呼吸器疾患や上気道閉塞症状(扁桃腺やアデノイドなど)などが要因のひとつと言われていますが、単一で明確な原因は分かっていません。通常は、胸の形の変形以外、呼吸や循環に関する症状はみられませんが、陥凹が強くなると易疲労性や心電図異常などを伴うこともあります。何らかの症状を伴う場合は治療の適応となりますが、症状がなくても陥凹が目立って本人や家族が気になる場合は治療対象となります。一般的には、小学校の高学年以降になってから手術を行います。
当院で行っている治療は、陥凹している胸骨を金属プレートにより持ち上げることを目的としたNuss法です。両側胸部の約2.5cmの皮膚切開創から、胸腔鏡の補助下に胸骨の後ろ側に金属プレートを挿入して胸骨を持ち上げ、プレートの両端を肋骨で支えます。前胸部に大きな手術創が残る従来の方法(Ravitch法)に比べると、Nuss法では傷が目立ちにくく、手術時間も大幅に短縮することができます。
直腸肛門奇形(鎖肛)、胃食道逆流症、ヒルシュスプルング病、ヒルシュスプルング病類縁疾患などが対象疾患です。
初回手術例に対しても、腹腔鏡補助下根治術を導入しています。
従来の手術法に比べ、手術創が目立たず、会陰部にも手術創が残らないという利点があります。また排便に関与する筋肉をほとんど切開しないので、良好な排便機能が期待できます。
奇形を伴う複雑な病型あるいは再手術例に対しても、泌尿器科との綿密な連携により良好な成績を上げています。
ヒルシュスプルング病とは直腸あるいは下部結腸を蠕動させる腸管壁内の神経節細胞がうまれつき無い病気です。治療は、神経節細胞の無い部分を切除して、正常の腸管を肛門まで下ろしてくることです。当センターではできるだけ人工肛門を造らずに一期的に腹腔鏡補助下に肛門の側から手術を行う方法を行っています。
一方、出生直後より高度の排便障害,腹部膨満をきたす疾患で、壁内神経節細胞があってもその数や機能に異常がある疾患をヒルシュスプルング病類縁疾患と呼んでいます。この病気は未だ治療法が確立されておらず、予後も不良です。当センターでは組織学的検討や内圧検査などを用いて本症の解明に努力しています。
胆道閉鎖症、先天性胆道拡張症、胆石症、膵管胆道合流異常症などが対象疾患です。
胆道閉鎖症は、早期に手術を行われなければ、たとえ黄疸が消失しても、肝線維化(肝硬変様病変)が徐々に進行して、門脈圧亢進症をきたし、消化管静脈瘤からの出血、脾機能亢進症による血小板数減少などの症状を残します。そのため当科では早期診断と早期手術を心がけています。
先天性胆道拡張症は、膵管胆道合流異常症がその本態です。放置すると慢性膵炎や胆道癌を合併することが知られています。膵管胆道合流異常症の診断は、胆管の拡張がある場合には超音波検査によってなされますが、当センターではMRIなどの所見も参考にして、適切な治療法を選択しています。
神経芽腫、肝芽腫、ウィルムス腫瘍(腎芽腫)、横紋筋肉腫、悪性奇形腫などが対象疾患です。
当院は大阪府指定の小児がん拠点病院として、小児がんの治療を積極的に行っています。当科では、関連各科と協力して小児がんの外科治療を担当しています。小児では、成人には見られないがんが発生します。一般に小児がんは増殖速度が速く、見つかったときにはかなり進行していることが多いのですが、成人のがんに比べて抗がん剤や放射線治療が効きやすいため、うまく治療すれば、成人のがんより治る可能性が高いと言われています。
進行した小児がんでは、小児外科だけでなく、血液・腫瘍科、放射線科、脳神経外科、眼科、整形外科や泌尿器科などの他の外科部門、病理検査部などの医師が一堂に集まって腫瘍検討会を行い、円滑に治療が進むようにしています。
先天性嚢胞性肺疾患(CPAM;先天性肺気道奇形、肺分画症、気管支閉鎖症など)、先天性気管狭窄症、気胸、縦隔腫瘍、転移性肺腫瘍などが対象疾患です。
先天性嚢胞性肺疾患は、近年出生前診断される症例が非常に増加しています。病気の種類はCPAM、肺分画症、気管支閉鎖症などに分けられますが、出生直後から重篤な呼吸症状を認める症例から、出生時には無症状の症例まで、重症度には大きな幅がみられます。当科では、出生前から病気の鑑別や重症度の評価を行い、病気の種類や重症度に応じた治療法を提案しています。
先天性気管狭窄症は、正常なら馬蹄形(U字状)をした気管軟骨が、リング状(完全気管軟骨輪)となって内腔が狭窄するうえ、狭窄範囲も非常に長いものがあります、先天性気管狭窄症に対する手術では、必要に応じて人工肺や人工心肺を併用したスライド気管形成術が必要になることがあります。
小児外科による治療は手術による外科治療が中心ですが、手術の中でも当科で推進している低侵襲手術についてご説明します。
最近の小児の手術では、傷をできるだけ小さく目立たなくすることに注意が払われています。美容的な目的だけでなく、手術後の痛みが軽減され、回復も速やかになることが低侵襲手術の利点だからです。もちろん、最優先されるのは安全で確実な手術によって、しっかりと病気を治療することです。私達は、安全・確実に加えて、少しでも傷を小さく、身体に与えるダメージを最低限に抑えて、早い回復をめざす低侵襲手術を心がけています。
小児に対する低侵襲手術には、内視鏡外科手術(腹腔鏡手術、胸腔鏡手術)と、おへその傷を利用した小切開手術があります。病気によってはその両方を組み合わせることで、できる限り傷が目立たない手術を行っています。
内視鏡外科手術とは、5mm程度の小さな数個の皮膚の穴から挿入した腹腔鏡や胸腔鏡とよばれる内視鏡と細い手術道具を使って行う手術です。従来の手術法と違い、皮膚を大きく切らずに病巣まで到達し、モニターで体の中を観察しながら病気の部分を切除したり、内臓の形を修正したりできます。当センターでは約20年前から小児の手術に内視鏡外科手術を導入し、今では1/3以上の手術に用いています。
胸やお腹の皮膚や筋肉を大きく切らずに手術を行うために、傷が目立ちにくくなります。そのため、患者さんが成長した時に、子どものときの手術による傷跡に悩む事が少なくなります。手術画面が拡大されてモニターで示されるので細かい血管や神経などが観察しやすく、微細な操作が可能となり、体に優しい手術ができます。出血量も従来の手術より少なくできる可能性が高くなります。
子どもの手術は経験と高い技術が必要ですが、従来の手術に比べて内視鏡外科手術はさらに高い技術が求められます。子どもの体の大きさにあった特殊な内視鏡外科手術用の道具が必要です。手術時間は従来の手術に比べて少し長くかかります。
子どものからだにやさしい手術をめざして、さまざまな病気に対して年間150例から200例の内視鏡外科手術を行っています。代表的な病気には次のようなものがあります。
従来は鼠径部を切って手術をしていましたが、手術後に反対側のヘルニアが出る事があるので、そけいヘルニアに対しては、原則として腹腔鏡手術を行っています。もし反対側にもヘルニアの袋が残っている場合は、両方同時に手術することができます。短時間で低侵襲の手術なので、当日に帰宅していただくことが可能です。
急性虫垂炎とは、右の下腹部にある虫垂が感染や炎症を来したものです。抗生剤で治癒する場合もありますが、小児の場合はときに重症となり、やぶれて腹膜炎になる危険性も比較的高く、手術で虫垂を切除する場合も多くあります。おへその切開と腹腔鏡を組み合わせて手術を行います。。
胃食道逆流症とよばれる胃の内容が食道に逆流する病気には検査をして、摂食困難な患者さんには内視鏡や腹腔鏡を使って胃ろう造設術を行っています。また、胃の入り口(噴門)付近の形を変える手術(噴門形成術)により逆流を防止する手術も行っています。これらは、生まれつきの内臓の病気を持つお子さんや、重度の障害をお持ちのお子さんに多い病気ですが、当センターでは多数の治療経験があります。
生まれつき大腸の神経の異常による病気(ヒルシュスプルング病)や肛門が無い病気(直腸肛門奇形)に対して、腹腔鏡を使ってお腹の中の腸に対する操作を行えば、お腹を大きく切らずに手術ができ、手術のあとの腸の癒着による障害も軽減できます。
胸やお腹の中にできた腫瘍に対して、手術の前にCTやMRIなどで進展の程度を正確に評価して、腫瘍の進展の程度によっては胸腔鏡や腹腔鏡を使って摘出するようにしています。
金属のプレートを胸骨の下に挿入して、陥没した胸骨をきれいに持ち上げるNuss法と呼ばれる手術をする時に、肺や心臓など胸の中の臓器の傷つけないために胸腔鏡を使って観察しながら操作を行います。胸腔鏡で確認しながら金属製のバーを正確に留置し、約2年後に金属プレートを抜去します。
新生児や乳幼児では、お腹の皮膚や筋肉が柔らかく伸びやすくいうえ、身体が小さいので、おへその穴を使って直接臓器を見ながら手術ができます。おへそはもともとしわが多いので、手術の後に切開した傷あとがほとんど分からなくなります。
比較的簡単な手術が対象ですが、少し複雑な手術でも、おへそからの手術に腹腔鏡を組み合わせることにより、以前よりずっと小さな傷で手術ができるようになりました。代表的な病気には次のようなものがあります。
生後1~2ヶ月ごろに幽門という胃の出口の筋肉が厚くなり、ミルクが胃から十二指腸に流れ出にくくなる病気です。噴水のように大量の嘔吐がみられるのが特徴です。手術はおへそのしわに沿った切開で行います。幽門の筋肉を開いて胃の出口を広くします。手術翌日からミルクが飲めるようになり、数日で退院できます。
生まれつき、腸の一部が途切れている病気です。途切れている場所により、十二指腸閉鎖症や小腸閉鎖症などと呼ばれます。最近では多くのお子さんが生まれる前に診断されます。生まれてすぐに手術が必要ですが、重症例やその他の病気を合併していない場合には、おへそからの手術が可能です。
生まれつき、腸の固定が悪く、腸全体が捻れてしまって腸閉塞を起こしてしまう病気です。発症から時間が経って重症になるとおへそからの手術はできませんが、全身状態が落ち着いていれば、おへそからの傷で腸の捻れを治して、捻れなくするような修復手術が可能です。
過去5年の合計 | 2019年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | ||
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手術件数(全麻下検査を除く) | 2405 |
469 | 435 | 483 | 488 | 521 | |
うち新生児手術件数 | 248 | 38 | 49 | 62 | 42 | 57 | |
うち内視鏡外科手術件数 | 923 | 181 | 158 | 179 | 200 | 205 | |
全麻下検査件数 (気道・消化管内視鏡など) |
37 | 12 | 9 | 9 | 5 | 2 | |
総全麻症例件数 | 2433 | 481 | 444 | 492 | 493 | 523 | |
出生前診断のあった新生児外科症例数 (含非手術例) |
188 | 28 | 40 | 44 | 41 | 35 | |
主な手術の内訳 | |||||||
鼠径ヘルニア手術 | 676 | 129 | 116 | 136 | 147 | 148 | |
(内視鏡下鼠径ヘルニア手術) | (671) | (128) | (116) | (136) | (147) | (144) | |
胃瘻造設術(経皮内視鏡的を含む) | 137 | 33 | 31 | 22 | 28 | 23 | |
臍ヘルニア手術 | 78 | 9 | 7 | 11 | 29 | 22 | |
虫垂切除術 | 73 | 9 | 14 | 19 | 18 | 13 | |
人工肛門・腸瘻造設術 | 54 | 13 | 9 | 10 | 9 | 13 | |
横隔膜ヘルニア根治術 | 43 | 6 | 10 | 11 | 6 | 10 | |
肺切除術 | 36 | 0 | 6 | 9 | 11 | 10 | |
鎖肛根治術 | 35 | 9 | 6 | 6 | 6 | 8 | |
人工肛門・腸瘻閉鎖術 | 33 | 5 | 9 | 5 | 6 | 8 | |
腸閉鎖症手術(十二指腸閉鎖症を含む) | 26 | 5 | 5 | 7 | 6 | 3 | |
悪性腫瘍全摘術 | 24 | 12 | 0 | 5 | 5 | 2 | |
胃噴門形成術 | 18 | 6 | 1 | 4 | 5 | 2 | |
食道閉鎖症根治術 | 16 | 6 | 2 | 4 | 2 | 2 | |
胆道拡張症手術 | 16 | 3 | 1 | 4 | 2 | 6 | |
漏斗胸修復術(Nuss手術) | 14 | 2 | 3 | 4 | 2 | 3 | |
胆道閉鎖症手術 | 12 | 3 | 3 | 0 | 1 | 5 | |
腸回転異常症手術(中腸軸捻転) | 10 | 2 | 1 | 1 | 3 | 1 | |
肝切除術 | 9 | 1 | 1 | 1 | 2 | 4 | |
ヒルシュスプルング病根治術 | 7 | 1 | 0 | 2 | 2 | 2 |
奈良 啓悟
主任部長
主な専攻分野 | 【専門分野】 新生児外科 直腸肛門外科 内視鏡外科 【研究テーマ】 直腸肛門奇形 ヒルシュスプルング病 内視鏡外科 |
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所属学会・資格など | 【所属学会】 日本小児外科学会(評議員) 【資格等】 日本小児外科学会認定 小児外科専門医 日本小児外科学会指導医 日本外科学会認定 外科専門医 日本外科学会指導医 日本小児泌尿器科学会専門医 日本小児血液・がん学会認定 小児がん認定外科医 日本がん治療認定医機構認定 がん治療認定医 |
略歴 | 1998年秋田大学医学部卒業 2007年大阪大学大学院修了 医学博士(大阪大学) |
ひとこと | お子さまの将来を見据えた最良の治療を追求していきます。 【研究業績】 |
銭谷 昌弘
副部長
主な専攻分野 | 【専門分野】 小児栄養管理 小児消化管疾患 重症心身障害児外科手術 小児がん手術 小児内視鏡手術 【研究テーマ】 Wilms腫瘍(治療の層別化) Hirschsprung病(全結腸型、小腸型) Hirschsprung病類縁疾患(治療) |
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所属学会・資格など | 【所属学会】 日本小児外科学会近畿地方会(評議員) 日本小児血液・がん学会(評議員) JCCG 腎腫瘍委員会(委員) 【資格等】 日本小児外科学会認定 小児外科専門医 日本小児外科学会指導医 日本外科学会認定 外科専門医 日本外科学会指導医 日本がん治療認定医機構認定 がん治療認定医 日本小児血液・がん学会認定 小児がん認定外科医 日本臨床栄養代謝学会 認定医 日本内視鏡外科学会技術認定医(小児外科) |
略歴 | 2006年大阪市立大学医学部卒業 2016年大阪大学大学院修了 医学博士(大阪大学) |
ひとこと | お子様とご家族が安心して医療を受けていただけるよう、なんでも聞きやすい雰囲気づくりをモットーにしています。 |
梅田 聡
副部長
主な専攻分野 | 【専門分野】 小児外科全般 新生児外科 出生前診断 【研究テーマ】 先天性横隔膜ヘルニアに対する胎児治療 気管・食道の再生医療 |
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所属学会・資格など | 【所属学会】 日本小児外科学会近畿地方会(評議員) 近畿外科学会(評議員) 【資格等】 日本小児外科学会認定 小児外科専門医 日本小児外科学会指導医 日本外科学会認定 外科専門医 日本外科学会指導医 日本周産期・新生児医学会認定外科医 日本がん治療認定医機構認定 がん治療認定医 日本再生医療学会 再生医療認定医 日本小児血液・がん学会認定 小児がん認定外科医 |
略歴 | 2008年和歌山県立医科大学卒業 2017年大阪大学大学院修了 医学博士(大阪大学) |
ひとこと | お子さんにとって、より良い外科医療を提供できるように努力致します。 【研究業績】 |
野口 侑記
医長
主な専攻分野 | 【専門分野】 小児外科全般 【研究テーマ】 肝胆膵疾患、移植免疫 |
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所属学会・資格など | 【資格等】 日本小児外科学会認定 小児外科専門医 日本外科学会認定 外科専門医 日本移植学会 認定医 日本周産期・新生児医学会認定外科医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 ECFMG certificate |
略歴 | 2006年京都大学理学部理学科卒業 2010年大阪大学医学部医学科卒業 2020年大阪大学大学院修了 医学博士(大阪大学) |
ひとこと | こども達とそのご家族の心配がなくなるように、何でも話ができる関係を築いていけるように心掛けています。 |
樋渡 勝平
医長
主な専攻分野 | 【専門分野】 小児外科全般 【研究テーマ】 気管の再生医療 |
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所属学会・資格など | 【所属学会】 近畿外科学会(評議員) 【資格等】 日本小児外科学会認定 小児外科専門医 日本外科学会認定 外科専門医 |
略歴 | 2011年和歌山県立医科卒業 2023年大阪大学大学院修了 医学博士(大阪大学) |
ひとこと | こどもとご家族のために努めます。 |
水島 穂波
医師
主な専攻分野 | 【専門分野】 小児外科全般 |
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所属学会・資格など | 【資格等】 日本外科学会認定 外科専門医 |
略歴 | 2017年金沢大学医学部卒業 |
ひとこと | こどもたちとご家族が笑顔でいられるように、最善の医療を心がけて参ります。 |
堺 大地
医師
主な専攻分野 | 【専門分野】 小児外科全般 |
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所属学会・資格など | 【資格等】 日本外科学会認定 外科専門医 |
略歴 | 2017年兵庫医科大学卒業 |
ひとこと | こども達が笑顔になれるよう、より良い医療を受けて頂けるよう精進致します。よろしくお願いします。 |
三橋 佐智子
医師
主な専攻分野 | 【専門分野】 小児外科全般 |
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略歴 | 2019年山形大学医学部卒業 |
ひとこと | 一人でも多くの子供たちが家族や友達と楽しく過ごすことに貢献できる小児外科医になりたいです。よろしくお願いします。 |
臼井 規朗
副院長(小児外科顧問)
主な専攻分野 | 【専門分野】 新生児外科 小児呼吸器外科 出生前診断 【研究テーマ】 先天性横隔膜ヘルニア(疫学研究・出生前診断・治療の層別化) 先天性嚢胞性肺疾患(出生前診断)、新生児腹壁異常 先天性食道閉鎖症、気道の再生医療 |
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所属学会・資格など | 【所属学会】 日本小児外科学会(評議員) 日本周産期・新生児医学会(理事・評議員) 日本小児呼吸器外科研究会(代表世話人) 日本小児外科学会近畿地方会(役員) 小児外科わからん会(世話人) 近畿小児血液がん研究会(世話人) 近畿外科学会(評議員) 【資格等】 日本小児外科学会認定 小児外科専門医 日本小児外科学会指導医 日本外科学会認定 外科専門医 日本外科学会指導医 日本消化器外科学会認定医 日本周産期・新生児医学会認定外科医 日本がん治療認定医機構認定 がん治療認定医 日本小児血液・がん学会認定 小児がん認定外科医 大阪大学臨床教授 |
略歴 | 1985年大阪大学医学部卒業 1993年大阪大学大学院修了 医学博士(大阪大学) |
ひとこと | 科学的な根拠にもとづいた良質な医療を提供したいと考えています。 |
小児医療部門
(内科系)
中央診療部門