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診療科・部門のご案内

キービジュアル

小児循環器科

  • 診療科概要
  • 主な対象疾患
    と実績
  • 検査・治療
  • 関連リンク

診療科の概要

小児循環器科は小児期の先天性心疾患、不整脈などを中心に365日24時間体制で診療を行っています。特に出生前診断を積極的に行っています。また突然発症する不整脈に対しても対応しています。心臓血管外科、集中治療科の全面的な協力体制のもとで術前・術後管理を行っています。
また、学校心臓検診の精密検査についても小学生から高校生まで対応しています。

診療科の概要

主な対象疾患と実績

胎児期・新生児期から乳幼児、学童生徒に至るまで、すべての時期の小児心疾患を対象に診療を行っています。

先天性疾患

  • 出生前に積極的に診断し、出生前後にスムーズな管理を行っています。児の高い生存率、良好な精神発達を目指しています。
  • 複雑な心疾患の管理を行っており、フォンタン手術は今までに300例を超えています。
  • 心臓病をもつお子さんは、心臓以外の病気を有することがあります。心臓だけではなく、他部位の疾患を含め、一人の子どもとして全科が連携して診療が可能です。

胎児心臓病

  • 全国からの紹介があり、胎児心エコー数は年間253件(2021年度)です。現在はほとんどの症例が出生前に診断可能となっており、新生児入院の8割は出生前に診断されています。
  • 特に生まれてすぐに治療が必要となる重症疾患については、多職種での治療カンファレンスを行い治療計画を立てるとともに、必要に応じて胎児治療を行っています。
  • 出生前からの家族支援にも取り組み、不安を抱えるご家族に対し心理士、看護師と協力して説明を行っています。

不整脈

  • 経皮的カテーテル心筋焼灼術、不整脈デバイス治療(ペースメーカ、植込型除細動器、心臓再同期療法)を行っています。
  • 遺伝性不整脈(QT延長症候群、カテコラミン誘発多形心室頻拍など)に対する診断、治療を積極的に行っています。
  • 小学生から高校生までの学校心臓検診の精密検査が行えます。
  • 胎児期の不整脈に対する薬物治療も行える施設となっています。

心不全

肥大型心筋症、拡張型心筋症などの特発性心筋症に対しての心不全管理、心臓移植前の評価を行っています。大阪大学小児科・心臓血管外科と連携しています。

肺高血圧症

特発性肺動脈性高血圧症、先天性心疾患や肺疾患に伴う肺高血圧症に対する管理を行っています。

検査・治療

検 査 心エコー、胎児心エコー、心電図(12誘導心電図・ホルター心電図・運動・薬剤負荷心電図、加算平均心電図)、心臓CT(320列)、心臓MRI、心臓カテーテル検査、電気生理検査、ヘッドアップティルト試験など
治 療 カテーテル治療 バルーン心房中隔裂開術、経皮的バルーン血管・弁拡張術、経皮的ステント留置術、動脈管コイル閉鎖術、アンプラッツァー閉鎖栓による心房中隔欠損閉鎖術、動脈管閉鎖術、異常血管コイル塞栓術
不整脈治療

経皮的カテーテル心筋焼灼術

経皮的ペースメーカ、植込型除細動器、心臓再同期療法

胎児心エコー検査

胎児心エコー検査

妊娠しているお母さんのおなかの赤ちゃん(胎児)の心臓を超音波で調べる検査です。生まれる前に心臓病を診断し、生まれてから重症化する前に治療を開始します。全国の施設から紹介があり、年間253例(2021年度)行っています。

検査日 火曜日(午後) ・ 木曜日(午後)
担当医 石井(陽) ・ 松尾

心臓カテーテル検査・治療

心臓カテーテル検査・治療

あらゆる心臓病が対象で、生まれたばかりの新生児から行っており、年間350例(治療は150件)の実績があります。良好な手術成績、その後の管理をしていくために必須の検査です。バルーン拡張術、ステント留置術、コイル塞栓術など行っており、特に新生児から乳児期のカテーテル治療を得意としています。当院でも2022年から心房中隔欠損に対するカテーテル治療を始めました。また、2020年からは1kg以上の未熟児・新生児の動脈管に対してもカテーテル治療ができるようになり、カテーテル治療の幅が広がっています。

重症大動脈弁狭窄症に対するバルーン拡張術

アブレーション治療

頻脈性不整脈に対する治療です。小児に多いWPW症候群では、異常な伝導路(副伝導路)が存在するために頻拍発作を起こします。アブレーション治療は異常な伝導路をカテーテルで焼灼することで、完治が得られます。またフォンタン手術後など先天性心疾患に対するアブレーションも行っています。また重篤な不整脈を持つ新生児・乳児に対しても(最低体重3kg)アブレーションを行っています。

アブレーション治療

施設認定

  • 日本小児科学会小児科専門医研修施設
  • 日本小児科学会小児科専門医研修支援施設
  • 日本小児循環器学会小児循環器専門医修練施設群
  • 日本循環器学会循環器専門医研修医施設
  • 日本不整脈心電学会認定不整脈専門医研修施設
  • 日本成人先天性心疾患学会連携修練施設
  • 日本胎児心臓超音波検査専門施設
  • 一般社団法人日本Pediatric Interventional Cardiology学会・一般社団法人日本心血管インターベンション治療学会合同教育委員会認定経皮的動脈管閉鎖術施行施設

関連リンク

2021年

入院患者 708人
新生児入院 75人
心臓カテーテル検査・治療 348例
うち治療151
カテーテルアブレーション 30例
手術件数(心臓外科) 214例
ICU入室患者数 214例
経胸壁心エコー 4534例
経食道心エコー 136例
胎児心エコー 253例
運動負荷心電図 119例

新生児入院 病名の内訳

心室中隔欠損症 14
動脈管開存症 10
ファロー四徴症 10
大動脈弓離断症/大動脈縮窄症 7
両大血管右室起始症 6
不整脈 5
房室中隔欠損症 4
肺動脈閉鎖/狭窄 4
左心低形成症候群 4
単心室症 2
完全大血管転位症 2
エプスタイン病 2
その他 5
総計 75

スタッフ紹介

  • 萱谷 太

    主任部長

    萱谷 太
    所属学会・資格など 所属学会 日本小児循環器学会(評議員) JCIC学会(幹事) 近畿川崎病研究会(世話人) 資格  日本小児科学会専門医 日本小児循環器学会専門医 臨床研修指導医 身体障害者福祉法に基づく指定医 (心臓機能障害)
  • 青木 寿明

    副部長

    青木 寿明
    所属学会・資格など 所属学会 日本小児循環器学会(評議員) 阪神アブレーション(世話人) 資格 医学博士(大阪大学) 日本小児科学会専門医 日本小児循環器学会専門医 日本循環器学会専門医 日本不整脈学会専門医 身体障害者福祉法に基づく指定医 (心臓機能障害) CRT/ICD研修修了証
  • 石井 陽一郎

    副部長

    石井 陽一郎
    所属学会・資格など 所属学会 日本小児循環器学会(評議員) 日本胎児心臓病学会(評議員) 日本胎児治療学会(幹事) 近畿胎児心臓病研究会(幹事) 関東胎児心エコー勉強会(幹事) 資格 医学博士 日本小児科学会専門医 日本小児循環器学会専門医 日本循環器学会専門医 臨床研修指導医 日本小児科学会指導医 Structural Heart Disease 心エコー図認証医 胎児心エコー認証医 身体障害者福祉法に基づく指定医 (心臓機能障害)
  • 浅田 大

    副部長

    浅田 大
    所属学会・資格など 資格 医学博士 日本小児科学会専門医 日本小児循環器学会専門医 日本小児科学会指導医 臨床研修指導医
  • 松尾 久実代

    医長

    松尾 久実代
    所属学会・資格など 資格 日本小児科学会専門医 日本小児循環器学会専門医
  • 森 雅啓

    診療主任

    森 雅啓
    所属学会・資格など 資格 小児科学会専門医 胎児心エコー認証医
  • 藤﨑 拓也

    非常勤

    藤﨑 拓也
    所属学会・資格など 日本小児科学会専門医
  • 林田 由伽

    非常勤

    林田 由伽
  • 中村 好秀

    中村 好秀
    所属学会・資格など 日本小児科学会認定専門医 日本循環器学会循環器専門医 日本小児循環器認定専門医 日本不整脈学会・日本心電学会認定不整脈専門医
  • 前川 周

    前川 周
    所属学会・資格など 日本小児科学会専門医・指導医 日本周産期・新生児医学会周産期(新生児)専門医 大阪大学医学部臨床准教授

外来担当医表

 
午前 萱谷
松尾
萱谷
浅田
萱谷
石井(陽)

第2・4/萱谷

青木
(不整脈)
長期フォローアップ外来 第1・3・5/青木
(ペースメーカー)
午後 松尾 萱谷 第4/中村
(不整脈)

長期フォローアップ外来

2007年に開設した外来です。外来通院されている患者さんの数は、1995年は約1700人でしたが、10年後には2700人となり、その後も増え続けています。主治医制での外来診療では、待ち時間などの点で対応が困難となったため、年に1回程度の元気な患者様に対して、長期フォローアップの専用枠を作り、予約時間どおりに診察するようにしています。そのため診察日とは別の日に前もって心エコーなどの検査を受けてもらうようにしています。

移行期外来

成人になっていく先天性心疾患をもつ患者さんの自立を支援していく外来です。フォンタン手術などの重症な心疾患を持つ患者さん(中学1年生、高校1年生、就職前)を対象に、十分な時間をとって病状の説明、内服の必要性、日常生活で注意する点を説明します。親ではなく、患者であるこどもが主体となって診療を受けていけるように医師・看護師などチームで支援していきます。