
心室中隔欠損症(VSD:Ventricular Septal Defect)は、心臓の右心室と左心室の間の壁に穴が開いている病気です。
先天性心疾患の中でも比較的よくみられる病気です。
心室中隔欠損症は、穴の大きさによって症状が大きく異なります。
小さい孔では症状がほとんどなく、大きい孔では体重増加不良などの心不全症状を来すことがあります。
小さい孔で症状がない場合は、外来で定期的に経過をみます。自然に閉じることもあります。
心臓や肺への負担を減らすために、お薬を使うことがあります。
孔が大きく、心臓や肺に負担がかかる場合は手術を行います。
手術後、多くのお子さんが元気に成長します。
「心臓に孔がある」と聞くと、とても不安になると思います。
しかし、心室中隔欠損症は治療成績が非常に良い病気のひとつです。
自然に閉じる場合もあり、必要な時期に適切な治療を行うことで、多くのお子さんが元気に成長しています。
心配なことがあれば、遠慮なく主治医や医療スタッフへご相談ください。
小児医療部門
(内科系)
中央診療部門