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カテーテル治療について

カテーテル治療は、足の付け根や首の血管から細い管(カテーテル)を心臓や血管まで進めて行う治療です。胸を大きく切開する必要がないため、体への負担が比較的少ない「低侵襲治療」として広く行われています。

近年は医療技術や医療機器の進歩により、多くの先天性心疾患に対してカテーテル治療が可能となっています。

どのような病気が対象になりますか?

心臓の孔を閉じる治療

生まれつき心臓に孔が開いている病気に対して、専用の閉鎖デバイスを用いて孔を閉じる治療を行っています。

代表的な疾患として、

  • 動脈管開存症(PDA)
  • 心房中隔欠損症(ASD)

があります。

これらの疾患では、条件が整えば外科手術を行わずにカテーテルのみで治療できる場合があります。

血管の狭窄に対する治療

先天性心疾患では、心臓や血管が狭くなることがあります。

そのような場合には、

  • バルーン拡張術
  • ステント留置術

を行い、狭くなった血管を広げる治療を行っています。

肺動脈狭窄や大動脈狭窄、手術後に生じた血管の狭窄など、さまざまな病気に対応しています。

安全な治療体制

カテーテル治療は体への負担が少ない治療ですが、高度な専門技術と十分な安全管理が必要です。

大阪母子医療センターでは、小児循環器科を中心に、心臓血管外科、麻酔科、集中治療科と密接に連携しながら治療を行っています。

万が一の際にも迅速に対応できる体制を整え、安全性を最優先に診療を行っています。

小児から成人まで対応しています

医療の進歩により、多くの先天性心疾患患者さんが成人を迎える時代となりました。

当センターでは小児期の患者さんだけでなく、成人先天性心疾患(ACHD)の患者さんに対するカテーテル治療にも対応しています。

小児期から成人期まで切れ目のない医療を提供し、長期的な健康管理をサポートしています。

ご家族の皆さまへ

カテーテル治療は、先天性心疾患に対する重要な治療選択肢の一つです。病気の種類やお子さんの状態によって最適な治療方法は異なりますが、近年は多くの疾患で安全かつ効果的な治療が可能となっています。

私たちはお子さん一人ひとりに最適な治療をご提案し、ご家族とともに治療方針を考えてまいります。ご不明な点やご心配なことがありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。

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