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保護者の方へ

先天性代謝異常等検査とは

多くの赤ちゃんのなかには、稀ではありますが生まれつき特定の栄養素を利用できなかったり、ホルモンの過不足を生じる病気をもっている場合があります。
このような病気の早期発見・早期治療、そして発症を予防する目的でおこなわれているのが 先天性代謝異常等検査(新生児スクリーニング)です。

  • 治療方法には、食事療法やホルモン補充療法 などがあります。
  • 早い時期より適切な治療を続けることにより 通常の生活を送ることができます。

なお、この事業は都道府県及び政令指定都市によって実施されており、検査料は公費負担です (医療機関で採血の費用がかかる場合があります)
母子医療センターでは大阪府内(大阪市を除く)の病院等で 出生された赤ちゃんの検査を行っています。

検査の受け方から結果まで

先天性代謝異常等検査は出産された医療機関で受けることができます。 検査申込み書に必要事項を記入してください。 生後5~7日目に赤ちゃんから採血し、専用ろ紙に血液をしみ込ませます。血液ろ紙は母子医療センターに送られ、到着しだい検査がおこなわれます。 検査結果は10~2週間ほどで医療機関あてに郵送します。

検査結果に関するお問合せは各医療機関にお願いします。

検査の結果、再採血をお願いすることがあります。 各医療機関でもう一度採血をしてください。
『再採血=病気』ではありません。
再検査の結果、必要と判断された場合は精密検査を受けていただくことになります。

この検査において知りえた情報は、厳重な管理の下で先天性代謝異常等疾患の原因究明や治療研究に使用します。しかしこれらの目的以外に使用することは個人情報保護に関するにより認められていません。