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診療科・部門のご案内

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生理検査各検査について

心電図

先天性心疾患、心筋症、川崎病などの後天的心疾患、虚血性変化、不整脈など循環器疾患の基本的な検査です。その他手術の前にも行われる検査です。
心電図検査は心臓から出ている電気活動を記録するだけなので体に電気を流したり痛みを感じたりすることはありません。

検査のながれ

  1. お部屋に入ったら胸・手首・足首を出してベッドの上に 仰向けに寝ていただきます。
  2. 胸と手首、足首に電極を付けます。 アルコール綿を使う場合もありますのでアルコールで 皮膚が赤くなる方はお知らせください。
  3. 測定が始まったら肩の力を抜いて楽な気持ちで寝ていてください。 力を入れたり動いたりすると検査することができません。
    乳幼児の方は医師の処方によりあらかじめ眠くなる薬を飲んでいただいてから検査をすることもあります。 乳児の方はミルクを飲んでいただいている間に測定する場合もあります。

その他の心電図検査

  1. マスター負荷検査
    凸形の2段の階段を登ったり降りたりして運動した後の心電図の変化を見ます。
  2. ホルター24時間心電図検査
    携帯式の小型の心電計を付けた状態で24時間過ごしていただき、日常生活中の心電図を記録します。
  3. トレッドミル検査
    電動式で動くランニングマシーンで歩いたり走ったりする間の心電図や血圧の変化を見る検査です(医師の立会いの下行われます)。

心電図室からのお願い

  1. 手足や胸に電極を付けますので着脱しやすい服装でお越しください。
  2. 乳児の方はミルクをご持参ください。
  3. 乳幼児の方は睡眠中に検査をすることが多いです。検査の前日は遅く就寝し当日は早めに起きて睡眠不足の状態でお越しください。また、来院までなるべく寝かさないようにしてください。
  4. 眠るときおしゃぶり、タオル、ぬいぐるみなどお気に入りのものがありましたらご持参ください。

脳波検査

脳波検査は頭の上にたくさんの電極を付けて、脳の総合的な機能状態を脳波の変化として記録する検査です。
てんかんの評価、代謝性や炎症性の脳障害、睡眠障害などに必要な検査です。また脳血管障害や腫瘍又は外傷の時の機能評価としても行われます。
検査は大脳から出ている電気活動を記録するだけなので、機械から人に電気を流したり、痛みを感じることはありません。

検査のながれ

  1. 頭にペーストを使って電極を付け取れないようにテープで固定します。
    電極を付ける際アルコール綿を使用します。アルコールで皮膚が赤くなる方はお申し出ください。
    検査中電極が外れないよう包帯を使って固定することもあります。
  2. 医師の指示により検査中、賦活脳波をとることがあります。
    開閉眼テスト…技師の合図で目を開けたり閉めたりします。
    光刺激テスト…目の前のランプが点滅します。
    過呼吸テスト…技師の合図に合わせて息を吸ったり吐いたりします。

検査終了後、眠くなる薬の影響で足元がふらつくことがありますので付き添いの方は転倒に気をつけてください。

脳波室からのお願い

  1. 脳波検査は時間予約制です。
  2. 総合予約表に記載されている前処置時間に小児外来内科系受付までお越しください。
  3. 前処置時間に遅れると検査を受けられないことがあります。
  4. 可能な方は覚醒時から睡眠時までの脳波を記録します。
  5. 眠ることができるように医師の処方によりあらかじめ眠くなる薬を飲んでいただくこともあります。
  6. 起きている状態からの検査が難しい場合は、睡眠時からの検査となります。
  7. 検査の前日は遅く就寝し当日は早めに起きて睡眠不足の状態でお越しください。また、来院までなるべく寝かさないようにしてください。
  8. 眠るときおしゃぶり、タオル、ぬいぐるみなどお気に入りのものがありましたらご持参ください。
  9. 睡眠困難が予想される方は検査予約時にあらかじめ医師にご相談ください。
  10. 検査時間内に入眠できなかったり、検査できず検査中止になることもあります。

呼吸機能検査

呼吸機能検査は、息を吸う力、吐く力など肺の働きを調べる検査です。

検査のながれ

  1. マウスピースという筒状のものをくわえたまま、口で呼吸します。
    この時、鼻にノーズクリップをすることもあります。
  2. 検査技師の声掛けに合わせて、大きく吸ったり、吐いたりします。
  3. 1. 2.を2〜3回測定します。

呼吸検査室からのお願い

  1. 正確な検査結果のために、できる限りの努力をしていただく必要があります。
  2. コルセットは外すことがあります。

心エコー検査

心エコー検査は、人間には聞こえない音(超音波)を利用して、心臓の大きさや機能、形の異常などを調べる検査です。 超音波は無害で痛みもなく安全です。 検査の内容は患者さんに応じて、さまざまな検査方法を駆使し詳しく行いますので少し時間がかかります。 乳幼児の方は医師の処方によりあらかじめ眠くなる薬を飲んでいただいてから検査をすることもあります。

検査は小児循環器科医師または臨床検査技師が行います。

  1. 心エコー検査は時間予約制です。
  2. 検査時間の概ね15分前までに小児外来外科系受付までお越しください。
  3. 遅れて来られますとお待ち頂くことがありますのであらかじめご了承ください。

胎児超音波スクリーニング検査

超音波診断装置(エコー)を使用して、赤ちゃんの発育を見たり、羊水量を計測したりすること以外に、赤ちゃんの形態的な異常を的確に発見することで出生前後の管理・治療につなげることを目的とした検査です。当センターで妊産婦健診をお受けになっている患者さんには、妊産婦健診のスケジュールに基づき18・28・36週ごろにご予約いただくようご案内しています。
詳しくは産科主治医もしくは、産科受付にお尋ねください。
産科医師または臨床検査技師が検査を担当します。