お子さまの検査は、じっと動かない状態で行う必要があります。そのため検査前に眠るお薬(飲み薬、坐薬)を使用させて頂きます。
症状 | 相談場所 | 対応 | |
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検査前 | 吐いた | 検査室または内科受付まで申し出てください。 | 再度お薬を使用するか、主治医と検討し対応します。 |
坐薬がそのまま出た | |||
便と一緒に坐薬が出てきた | |||
検査後 | 吐いた | 検査室または内科受付まで申し出てください。 | 症状が落ち着いてから帰宅していただきます。 |
目が覚めない | |||
興奮している | |||
帰宅後 | 目が覚めない | 眠り続けるようならセンター 主治医(当直医)に連絡してください。 |
その他、気になることがありましたら、主治医(時間外は、当直医が対応します)へご連絡ください。
電話でのお問合せ:0725-56-1220(代表)
睡眠導入のためのお薬をご説明いたします。いずれのお薬も安全な量を使用しておりますが、お子さんの状態によっては効果が異なります。以下の点に注意してください。
オレンジ色の水薬です。心エコー、脳波、CT、MRI などの検査時にお子さんの緊張や不安をしずめ、眠たくさせる作用があります。睡眠作用時間の比較的長い薬です。薬を飲んでから約30分で眠たくなってきます。個人差はありますが、2~4時間で目覚めます。目が覚めてもふらつきやめまいが起こることがあります。まれに嘔吐することもあります。
オレンジ色の水薬です。本来はかぜ薬のひとつとして使用されています。トリクロリールシロップといっしょに服薬することがよくあります。いっしょに服薬することで緊張や不安をしずめ、眠たくさせる作用を強めます。
薬を飲んでから約30分で眠たくなってきます。個人差はありますが、2~4時間で目覚めます。のどが渇くことがあります。まれに発疹がでることもあります。
おしりから入れるお薬です。比較的作用時間の短い薬です。検査時にお子さんの緊張や不安をしずめ、眠たくさせる作用があります。約20分で眠たくなってきます。個人差はありますが、約1時間で目覚めます。おしりに入れた後に便といっしょに出てくることがありますので注意してください。まれに嘔吐することがあります。
錠剤のお薬です。錠剤ですので小さなお子さんにはあまり使用しませんが、つぶして使用することがあります。検査時にお子様の緊張や不安をしずめ、眠たくさせる作用があります。短時間で作用します。約30分で眠たくなってきます。個人差はありますが、約3時間で効果がなくなります。めまいやふらつきが強く出ることがあります。まれに嘔吐することがあります。
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(内科系)
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