MENU MENU CLOSE CLOSE

調べる

診療科・部門のご案内

キービジュアル

血管造影検査(ANGIO)

血管造影検査とは

細い管(カテーテル)を血管内に挿入し、目的とする部位までカテーテルの先端を進め、血管内や心腔内の血液の状態を検査したり、造影剤を急速注入して血液の流れや心臓の動きを動画撮影します。特に、心臓のカテーテル検査は “心カテ”と呼ばれ、当施設では血管造影検査の大半を占めています。カテーテル治療としては、流れの悪くなった血管 の拡張、閉塞血管の開通や、異常血管を塞ぐ治療なども行っています。その他にも、不整脈を治すためのアブレーション治療も行っています。この治療はカテーテルを用いて、心腔内の不整脈の原因となっている箇所を探し、そこをカテーテルにて焼灼する治療です。
2021年02月より血管造影装置が新しくなりました。旧装置では行えなかった回転撮影の機能も加わり、3次元で血管等の評価を行うことが可能となったことで、今や、医師の手技に欠かせないものとなっています。

血管造影検査装置

血管撮影装置

操作室

操作室

心臓カテーテルの検査風景

超音波ガイド下による穿刺

超音波ガイド下による穿刺

まず、心電図や血圧など、患者さんの状態をモニタリングし、静脈麻酔や全身麻酔を行います。次に、検査中の体動を抑えるために、小児用寝台に体位保持し、カテーテルを挿入するそけい部の消毒を行った後に清潔を保つ布を被せ、そけい部に局所麻酔を行います。また、超音波で血管を確認しながらカテーテルを挿入するルートを確保します。

検査風景

検査風景

X線透視を行いながら、カテーテルを目的部位まで進め、検査及び治療を行っています。

臨床画像

  • 左心室造影の動画
    左心室造影の動画
  • 回転撮影の動画
    回転撮影の動画
  • 回転撮影の3D動画
    回転撮影の3D動画
  • 肺動脈造影

    肺動脈造影

  • 狭窄部位のバルーン拡張

    狭窄部位のバルーン拡張

  • アブレーション画像

    アブレーション画像

関連リンク