口蓋裂では吸う力が非常に弱く、そのためミルクを飲む時間が長くかかります。
口蓋裂や歯並びが悪くなったりするために、うまく噛めなかったりする場合があります。
口蓋裂のために軟口蓋によって咽頭を閉鎖すること(鼻咽腔閉鎖機能)ができずに、鼻から息が漏れるために起こります。治療を受けなかった場合 はパ行、タ行、カ行、サ行などの発音が上手くできません。また口蓋裂児特有の言語の障害が長く残ることがあります。
歯が先天的に欠損したり、上あごの歯並びが悪くなったりします。
手術の影響で上あごの発育が悪くなることがあります。 上あごの発育が悪くなると、下あごが上あごよりも前に出るいわゆる受け口の状態になります。 当科では、上あごへの影響を最小限に抑える手術法を考案し実施しています。
口蓋裂児では中耳炎にかかりやすくなります。
唇裂口蓋裂の患者さんの内、15~20%の患者さんが他の病気(心臓疾患等)を合わせて持っていることがあります。
小児医療部門
(内科系)
中央診療部門